PER-ADRA ペルアドラ

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ご挨拶と PER-ADRA について

私がクライミングと出会ったのは5年前。その楽しさと奥深さに魅了され、より上手くなりたいとの思いから、数週間後には初めてのクライミングシューズを購入しました。

しかし、自分のシューズに足を通した時、真っ先に感じたのは「痛み」でした。

クライミングというスポーツにとって唯一の道具であるクライミングシューズ。「自分の足にぴったり合う靴」は、クライミングをするうえで最も大切なものと言えるでしょう。様々な形状のフットホールドに乗るため、そしてクライミングのあらゆる動きに対応するために、その繊細なフィット感は必要不可欠です。

であるにも関わらず、履くたびに痛みが走り、一度登ってはすぐに脱ぐという日々が続きました。多くのシューズを試しましたが、つま先やかかとのフィット感においても、そして性能面においても、全ての点で満足できるものとはついに出会うことがありませんでした。

既存のシューズへの不満から、その原因について調べていると、そもそも欧米人と日本人の足型が大きく異なることを知りました。ならば日本人に合う靴を作ろう──これがペルアドラを立ち上げたきっかけです。

履き心地の良いシューズでありながら、既存のものにも負けない性能を、との思いから起業したものの、国内にこれまでクライミングシューズを作った実績のある工場はほとんどありませんでした。クライミングシューズに限らず、現在の日本は国内産業の空洞化が進んでおり、「ものづくり」ができる工場も少なくなっています。「思い」を理解し、ゼロからの製作に協力していただけるメーカー様を探すというところから、我々の長い道のりは始まりました。そうしたなかで、やっと興味を持って試作に協力しようと手を貸してくれる方々に出会えました。

もちろん製作も困難を極めました。なにしろこれまで経験のないものを作るのです。資材は?機械は?と、工程の都度に問題は起こりました。しかし靴作り職人の方々と何度も壁にぶつかりながら、一切妥協せずテストを繰り返しました。

「日本人の足に合うクライミングシューズを作る!」と誓い、作り上げた一足をここに発表いたします。

そしてこれからも、最高のものを全てのクライマーに履いていただくために、モデルを常に進化させ発表し続けることを併せてお約束します。

社名である〈PER-ADRA〉とは、“Per aspera ad astra”(困難を乗り越えて星のように輝く)というラテン語の格言から取ったものです。クライミングを愛する全てのみなさまが、PER-ADRAのシューズで輝いていただけることを願って。

株式会社 PER-ADRA
取締役 川口朋広

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